百物語の百話目って?『三島屋変調百物語』から考えてみる

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百物語の百話目って?『三島屋変調百物語』から考えてみる

百物語の百話目が語られるとどうなるのでしょうか。

『三鬼 三島屋変調百物語 四之続』を読んでから、百物語が100話になったらどうなってしまうのでしょうか?と気になったので、

この宮部みゆき作品のなかの主人公の”おちか”の身を案じて「百物語」についてまとめてみました。


【百物語(ひゃくものがたり)とは】

江戸時代の粋人の間では娯楽の場だったり、社交の場所でもあったようです。

百物語は、日本の伝統的な怪談会のスタイルで、

”怪談を100話語り終えると、本物の怪が現れる”

と言われています。

だから、

実際には、99話で辞めてしまうようです。


江戸末期になると、蝋燭(ロウソク)を100本用意し、1話終えると、1本ロウソクを消していきます。

ロウソクは、怪談会の行われる部屋の真ん中に置きます。


100話が語られると、妖怪の「青行燈」が現れると言われています。

青行燈(あおあんどん)は、百物語の会に現れるとされる日本の女性の妖怪です。

ですが実際に出たという記録はないようです。

実際には、


100話を語り終えた際などに物の怪などが現れたとの記録も書物には残されているようですが、どうなのでしょうか。

集まって来ちゃうのでしょうかね。


 人は語りたがる。己の話を。
 だがそれは時に、その人生の一端に染みついて離れぬ何かを他者に見せることにほかならなぬ。多くの耳には触れ回りたくはない。しかし一度は口に出して吐き出してしまわねば、その何かが、いざとなったら墓石の下に収まらないかもしれぬという不安が胸を塞ぐ。


『三鬼 三島屋変調百物語 四之続』宮部みゆき 著 p.6より

出典 http://


百物語の百話目とは?三島屋変調百物語 のまとめ

『三鬼 三島屋変調百物語四之続』 2016年12月発行


宮部 みゆき 著

この本では、可愛い姪のために、三島屋の旦那さんが、

『百物語』の聞き手を務めさせます。

この可愛い姪は、ある事件がきっかけで、自分の闇に飲み込まれようとしていたからでした。

三島屋さんの、黒白の間では、聞き手の”おちか”が、一人、語り手も一人。

語り手は募ってはいるものの、

灯庵という手練れの口入屋にが語り手をじっくりと選別します。



江戸で評判の『百物語』


不思議な話が集まっていくうちにいつしか、主人公の”おちか”にどんどん変化が起きてきます。


この”おちか”の100話目は、きっと「ラスボス」と対決するんじゃないかと思っています。

予想ですけどね。

「ラスボス」ってゲームや物語などにいる最終の敵と申しますか、

ロールプレーイングゲームやシューティングゲームなどで最後に登場する敵なんです。
ゲームの場合は、必ずしも最強の敵ってわけではないみたいです。
あまりにも強すぎると、ゲームが終わらないからだとか・・・。


三島屋変調百物語の第四弾では、

自分の闇と対決するであろう”おちか”を守ってくれる人たちに変化が出てきました。



この本、アマゾンのレビューで2017年9月9日現在で、

24件のすべてレビューが☆5つなんです。
みんなが最高の評価を下すってすごいですよね。


ですが、このシリーズではうなずけます。


三島屋変調百物語の第四弾。

宮部 みゆき 流石です。

アマゾンのレビューはこちらから↓


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