噂の「ウィステリアと三人の女たち 」について感想を書いてみました!

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噂の「ウィステリアと三人の女たち 」について感想を書いてみました!

【感想】『ウィステリアと3人の女たち』川上未映子 著

川上未映子の最高傑作と言われている本です。

表装の美しさがそれを物語っています。

短編小説でした。


「彼女と彼女の記憶について」

「シャンデリア」

「マリーの愛の証明」

「ウィステリアと3人の女たち」

の4つの作品が収められています。


女ばかりが出てきて、

「最後のウィステリアと3人の女たち」

だけが唯一主人公の夫が出てきます。

これは・・・・・・彼だけの登場というのは男性にしてみれば分が悪いです。

男性はこの作品読み解けるでしょうか。

ここまであからさまな人はいないと思いますが、

正論を振りかざして妻に愛もかけらもない表情をします。

” 足の爪を切っていた夫は顔をあげると、眉をひそめて露骨にいやな表情をした。この顔だ。何か尖ったもので肺と肺のあいだを思いっきり突き刺されるみたいに、はっきりとした痛みが走る。この表情を見るといつも胸のあたりが苦しくなる。一度、本当に何かが刺さっているんじゃないかと思ってブラウスのボタンを外して確かめたこともある。音が聞こえそうなほどの痛み。

『ウィステリアと3人の女たち』川上未映子 著 P.121より  ”

ウィステリアと女たちのお陰で、夫から離れてようやく自分自身の心の声を聞くことが出来たのだと思います。


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